「食べもの神話」の落とし穴―巷にはびこるフードファディズム (ブルーバックス)



「食べもの神話」の落とし穴―巷にはびこるフードファディズム (ブルーバックス)
「食べもの神話」の落とし穴―巷にはびこるフードファディズム (ブルーバックス)

商品カテゴリ:医学,薬学,医療,看護,介護
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家庭科の「失敗」を繰り返すな!

栄養のことは、あまり詳しくない国民が多いように思う。家庭科の非効果的なためか、受験科目意外は熱が入らない日本教育の失敗のゆえか。
うちにホームステイしたフィンランド高校生のとても健康的な食習慣と発言を見ると、日本人は大いに反省の要がある。日本の食育も同じ結果かも。
本書は、栄養の基礎を学べるとともに、巻末の索引によって、関心事項をそのつど読めるメリットがある。

そして、結論として、「何が良い」「何が悪い」というfocus主義ではなく、昔からの、常識的なバランスの取れた適切な食を言っているところが良い。たぶん、研究費理由のために、企業のちょうちん持ちのような学者も多いのかもしれない。であるから、本書のような、「金にならない」研究を推薦したい。

未来問題解決プログラムでも、子どもの「食」プロジェクトの参考資料として使っている。
フードファディズム(food faddism)って何?

食べ物神話という最近のテレビ、雑誌の流行には落とし穴があることを示そうとしています。
砂糖不使用だから安心?というのは、砂糖不使用で安全かという視点がすぐに思いつきます。
たしかに、誤解だらけの食情報だということは検証によってよくわかりました。
結論としては、情報に踊らされないでということのようです。
課題としては、、踊らされている人が、この本を読んで踊らされなくなるかどうか。
ところで、フードファディズム(food faddism)という用語を使っている理由がわかりませんでした。faddistという単語は流行を追いかける人ということなので、faddismは流行を追いかける人の主義、主張ということでしょうか。

「ダイエット情報」に関する、必読書でもある

「フードファディズム」と並ぶ、本書のキーワードは、「そこそこの健康とほどほどの食生活」。健康に絶対はない。売る方は過度な付加価値を煽り、買う方もそれに踊らされるから、おかしなことになる。

「ことキャッチコピーや商品宣伝文に関しては『行間は絶対に読まないものわかりの悪い人』になりましょう。『だから何なの?』と問い直すことが必要です」

 本書の「第5章 痩身情報の基礎知識」は、巷にあふれるダイエット情報に踊らされる向きには、必読。
いい本だが…惜しい!

フードファデイズム。 それは…
『○○は体に良い食べ物』という宣伝や聞き伝えを妄信してしまい
それさえ食べれば健康だ、と思い込んでしまったりすること。

この本はフードファディズムに陥りやすい(のせられやすい)現代人の食行動について
警鐘をならし、食べることの本質を問いかけている。

例えば野菜ジュースは体に良いと思われている。
確かに野菜を食べるのは体に良い。
でも、それは「丸ごと食べるから」体によいのだ。
野菜ジュースは 野菜をしぼったエキスで作られているが
「野菜の絞りカスも摂ってこそ体に良い」のだと言う事の認識は薄い。

他にもポリフェノールがいいとか、アミノ酸がいいとか、
いろいろ言われているが 真実はどうなのか。
この本を読むとそれがよくわかる。

宣伝に影響されやすい人、子育て中の人、食に興味がある人は
読むと参考になると思う。

この本はいろいろと いい事が書いてあるのだが…
惜しい事に文章が固すぎるのだ。
学者センセイが書きました…って感じで 取っ付きにくい印象なのだ。
本当に惜しい。
もっと柔らかい文章にしてイラストなども増やして
普通の人が読みやすい本にしてくれたら もっと広く読まれると思う。
消費者すべてに読んで欲しい本

 最近のテレビ等を見ていると、どうも過剰に健康に対するアピールが氾濫していると思います。それなのに番組を作るほうも、それを見るほうも、きちんとした勉強をしないで互いに納得できればいい、というところで話が止まってしまっているように思います。
 そうした「妥協」によって実害がなければよいのですが、むやみやたらと健康食品に頼りすぎたり、あやしげなキャッチフレーズに惑わされている人が多いのも事実です。金銭的な損失もいやですが、健康を害し、中には死亡してしまった人もいるというくらいですから、多くの情報がえられる今こそ、正しい知識を身につける必要があると思います。
 本書は主に企業側の商法が、食品の効果や健康へのメリットを過剰にアピールし、消費者が正しい判断を得られないということに問題を置いて話を進めています。
 全ての健康食品がそうだとは言い切れませんが、本書を読むと、いかに企業側が「あの手この手で」消費者の購買意欲を不必要にあおっているかがわかります。その商品に対して、「嘘をついた」キャッチコピーを書いていなくても、それが健康によいということにはなりません。
 ジュースのキャッチに「歩いてやせよう」と書いてあると、歩けばやせるのは当然ですが、どうしてもそのジュースを飲むとやせる効果が上がるような気がしてしまいます。しかし筆者が指摘するのは、「体に取り込んだのに、やせるはずがない」というごく当たり前の事実を冷静に受け止めよう、ということです。
 野菜ジュースが野菜摂取の代わりにならない理由、実際にはごく微量しか含まれていない成分についても、「たっぷり」含まれていると記載しても良い理由など、テレビなどの与えられる知識で満足せず、それ以上の知識を求める方にぜひお勧めです。



講談社
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